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新着情報 2016年3月

首が原因解決の鍵。

「首の骨がズレルと全身の骨格も歪む」
たとえば、8kgの球が固定された150cmの棒があるとします。左右どちらかに少し傾いただけですぐに倒れてしまいますよね。
しかし、人間は倒れません。それはなぜでしょうか?
体が右に傾むこうとすると、脳が骨盤周辺の筋肉に「体の重心を左側に移して倒れないようにしなさい」と命令して、骨盤全体を動かしているからです。
この事を「姿勢反射」または「平衡感覚」といいます。
ためしに、片方の手で荷物を持って立ってみてください。反射的にバランスをとって、荷物を持ったほうの肩が上がり、骨盤が体の中心からずれてしまうはずです。
当然、体のバランスは崩れ首、肩、腰などによけいな負担がかかってしまいます。こうした負担が続くことで、筋肉などの軟部組織と呼ばれるものや靭帯が損傷したり、骨が潰れる事で、痛みの原因を生み出してしまうのです。
筋肉に負担がかかると、「乳酸」という痛みを感じるもととなる老廃物の一種が発生します。負担がかかっている箇所はとくに血の巡りも悪くなるため、老廃物が流されにくく、痛みが続くというわけです。
この時、一般的には湿布を張ったり、マッサージで血の巡りを良くして痛みを取ろうとします。一時的には良くすることは可能かもしれませんが、それでは結局その場しのぎでしかありません。根本的原因(首のズレ)が解決しなければまた同じ問題が発生してしまうのは当然のことなのです。
首の骨のズレを調整して頭が背骨の中心線上に乗るようにする事が、体をいい状態に保つ最も重要なことになります。



重心バランスからの証明

このところ、「骨格の土台は骨盤にある」とばかりに、骨盤調整の大切さが叫ばれていますが、正直、その風潮には違和感をおぼえます。
 赤ちゃんは、骨盤ではなく脳に近い側から成長します。
「ようやく首がすわってきた」というように、まず首(頚椎)が安定して寝返りがうてるようになり、胸椎から腰椎が安定してお座りができるようになり、そして骨盤が安定することでつかまり立ちができるようになります。
つまり、人間にとっての土台は骨盤ではなく、脳に近い首といえるのです。
頭を支える首の骨がずれると、土台が失われるため微妙に重心のバランスが崩れます。つまり、頭が首の骨にまっすぐに乗らず、左右どちらかにずれて乗ることになるわけです。

ロキソニンの「重大な副作用」

皆さんは薬の副作用についての知識は少なからずお持ちかと思います。今日は頭痛などの痛み止めとして重宝されているロキソニンについての重大な発表が3月22日、厚労省からありましたのでお伝え致します。
発表内容はロキソニン「重大な副作用」に腸閉塞などを追加。厚労省が指示という見出しです。
厚生労働省が「重大な副作用」の項目に「小腸・大腸の狭窄・閉塞」を追記するよう、改訂指示を出したと発表した。
ちなみに腸の狭窄とは腸管が狭くなり物を通しにくなっている状態を言い、腸の閉塞とは口から摂取した食べ物は消化、吸収され便となって肛門から排泄されます。これらの食べ物や消化吸収を行う消化液の流れが小腸や大腸で滞った状態、要するに内容物が腸に詰まった状態のことを言います。
この詰まった状態が続くと吐き気や嘔吐を引き起こします。
このように即効性と引き換えに強い副作用も覚悟しないといけないわけです。とても怖い気持ちになりますね。
頭痛だからロキソニンや薬を飲んで一時的に良くなればいいや、と思う前に頭痛が起きないように身体を良くして行く必要がありそうですね。

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